
🌱 はじめに
不妊治療を考え始めたとき、まず大切なのが 「不妊治療について詳しく知ること」です。
実は私 “けーけー” も、赤ちゃんを授かるまでの間、 不妊治療についての知識はほぼゼロでした…😣
でも、不妊治療を始める前に知っておくべきことはたくさんあります。 それを事前に知っておくことで、心の準備もグッと変わります。
📚 不妊治療ってどんなもの?
不妊治療には様々な種類があり、それぞれにスケジュールや費用が異なります。 たとえば…
- 治療の種類
- タイミング法
- 人工授精(AIH)
- 体外受精(IVF)
- 顕微授精(ICSI) など
- 治療の進行スケジュール
- 初診 → 検査 → 治療方針の決定 → 実際の治療開始
- 治療にかかる費用
- 種類ごとに異なり、数万円〜数十万円まで幅があります
これらを事前に知っておくことが、後悔しない治療選びの第一歩です。
💡 このブログで分かること
本記事では、不妊治療の具体的な流れや各段階で行う治療内容、 費用の目安、ステップアップのタイミングなどについて、 分かりやすくまとめてご紹介します!
ご自身の体調やご希望に合った治療法を選ぶ際の、参考になれば嬉しいです。
🍼 不妊治療の始め方~検査から治療法選びまで、後悔しない進め方~

🔍 はじめに:検査からスタート
不妊治療は、まず 基本的な検査を受けること から始まります。
このステップで、妊娠しづらい原因を明らかにすることで、 その後の治療方針がぐっと具体的になります。
検査では以下のような内容が行われます:
- ホルモン検査
- 超音波検査
- 精液検査
- 卵管の通過性チェック など
👩⚕️ 治療の進め方:心と身体にやさしく
検査結果に加え、ご夫婦の年齢やライフスタイル、ご希望をふまえて 負担が少なく、効果が期待できる方法から 順に治療を進めていくのが一般的です。
治療方法には以下の段階があります:
| 治療方法 | 特徴 | 推奨されるケース |
|---|---|---|
| タイミング法 | 自然妊娠を目指す方法 | 検査結果が良好な場合 |
| 人工授精(AIH) | 精子を子宮に直接注入 | 軽度の精子異常など |
| 体外受精(IVF) | 卵子と精子を体外で受精 | 高年齢・卵管閉塞など |
| 顕微授精(ICSI) | 精子を卵子に直接注入 | 重度の男性不妊など |
⏩ 治療ステップは一律ではない
一般的には段階を踏んで進むイメージですが、 検査結果によっては、初期段階から専門的治療を選ぶケースもあります。
「まだ始めたばかりだから…」と遠慮せず、 今の体の状態に合わせた適切な治療法を選びましょう。
🗣 治療の前に大切なこと
治療を始める際には 医師との十分な対話 がとても重要です。
- 疑問は遠慮せずに聞く
- 治療の流れ・費用・体への影響を把握
- 納得したうえで治療方針を決定
あなた自身がしっかりと納得できることが、前向きな妊活の第一歩です。
🍼 不妊治療の初診って何をするの?
~安心して治療をスタートするために知っておきたいこと~

🗨️ はじめての診察:何を聞かれるの?
不妊治療の初診では、まず問診を行います。 ここでは以下のようなことを医師が確認します:
- 💑 夫婦の性交頻度
- 👶 妊娠・出産の履歴
- 📝 生理周期や過去の病歴 など
この問診をもとに、原因の特定につながる適切な検査が行われます。
🔍 女性の検査内容
| 検査名 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 基礎体温の記録 | 毎朝の体温変化を記録 | 排卵やホルモンバランスの確認 |
| 経腟超音波検査 | 膣から子宮・卵巣の状態を確認 | 卵胞の成長や排卵予測 |
| 血液検査 | ホルモン値(E2・P4など)を測定 | 卵巣機能や排卵の有無確認 |
| 子宮頸管粘液検査 | 粘液の量と質をチェック | 精子が子宮へ到達できるか確認 |
| 卵管造影検査 | X線で卵管の通りを確認 | 卵管閉塞・癒着の有無判断 |
| 性交後検査 | 精子の子宮内への到達を確認 | 精子と粘液の相性チェック |
👨⚕️ 男性の検査内容
| 検査名 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 精液検査 | 精子の数・運動率・形を分析 | 精子の基本的な状態確認 |
| ホルモン検査 | 男性ホルモンの値を測定 | 精子の生成能力の評価 |
🧭 治療ステップの決定
これらの検査によって、不妊の原因を特定または仮定し、 その結果に応じた治療のステップへと進んでいきます。
ここで大事なのは、一人ひとりに合った治療法を選ぶこと。 そのためにも、医師との十分な相談と納得が不可欠です✨
🌸不妊治療の種類とステップガイド|あなたに合った方法を見つけよう

不妊治療にはいくつかの段階があります。まずは基本的な4つの治療法を知っておきましょう。
🧬不妊治療の主な種類
| 治療法 | 概要 |
|---|---|
| タイミング法 | 排卵時期に合わせて性交渉を行う |
| 人工授精 | 精子を子宮内に直接注入する |
| 体外受精 | 卵子と精子を体外で受精させる |
| 顕微授精 | 精子を直接卵子に注入する |
一般的には「タイミング法」からスタートし、結果や期間に応じて「顕微授精」までステップアップしていきます。
それでは、それぞれの治療法について詳しく見ていきましょう。
①タイミング法|自然な妊娠を目指す第一歩
🔍タイミング法とは?
- 医師が排卵日を予測し、そのタイミングに合わせて性交渉を行う方法。
- 健康な夫婦の場合、1周期あたりの妊娠率は約20〜25%。
- 推奨される継続期間は約6回〜1年間。
📅治療スケジュール
- 排卵日の特定 ホルモン検査や超音波で排卵日を予測。
- 卵胞のモニタリング 月経10〜12日目に受診し、卵胞の成長を確認。
- 性交渉のタイミング 排卵日の1〜2日前が最も妊娠しやすい。
- 妊娠判定 排卵後、妊娠の有無を確認。
💡ポイント
- 成果が見られない場合は、人工授精や体外受精へのステップアップを検討。
- 年齢や不妊要因によっては早期の治療変更が必要。
②人工授精|精子を直接届けるサポート法
🔍人工授精とは?
- 精子を洗浄・濃縮し、排卵のタイミングに合わせて子宮内に注入。
- 妊娠率は1周期あたり約5〜10%。
- 平均的な取組期間は約9か月〜1年(5〜6回が目安)。
📅治療スケジュール
- 問診・排卵誘発(月経1〜5日目) 治療計画を立て、必要に応じて排卵誘発剤を使用。
- 超音波検査(月経10〜12日目) 卵胞のサイズや子宮内膜をチェック。
- 人工授精(排卵日前後) 精子を注入。処置は数分で終了。
- 妊娠判定(月経28日目〜)
💡ポイント
- 軽度〜中等度の男性不妊や原因不明の不妊に有効。
- 6回以内に妊娠するケースが約9割。
- 成果が出ない場合は体外受精への移行を検討。
③体外受精(IVF)|受精のチャンスを広げる
🔍体外受精とは?
- 卵子と精子を体外で受精・培養し、胚を子宮に戻す方法。
- 妊娠率は1回あたり約10〜40%(年齢によって変動)。
- 保険適用:43歳未満で最大6回(40歳以上は3回まで)。
📅治療スケジュール
- 排卵誘発(月経1〜12日目) 注射で複数の卵胞を育てる。
- 超音波検査 卵胞の成長を確認。
- 採卵前日〜採卵(月経13〜16日目) 麻酔下で卵子を採取。
- 受精・胚培養 受精後、最大6日間培養。
- 胚移植(採卵後約1週間) 良好な胚を子宮に移植。
- 妊娠判定
📊年齢別妊娠率(胚移植1回あたり)
| 年齢 | 妊娠率 |
|---|---|
| 30歳 | 約40% |
| 35歳 | 約35% |
| 40歳 | 約25% |
| 45歳 | 約10% |
💡ポイント
- 年齢が上がると妊娠率は低下。
- 心身・費用の負担が大きいため、夫婦での話し合いが重要。
④顕微授精(ICSI)|重度の男性不妊にも対応
🔍顕微授精とは?
- 精子を1つ選び、細い針で卵子に直接注入する方法。
- 妊娠率は体外受精と同程度(約10〜40%)。
- 重度の男性不妊にも有効。
📅治療スケジュール
- 基本的には体外受精と同じ流れ。
⚖️体外受精との違い
| 比較項目 | 体外受精 | 顕微授精 |
|---|---|---|
| 受精方法 | 精子が自力で受精 | 精子を直接注入 |
| 対応できる不妊 | 軽度〜中等度 | 重度の男性不妊にも対応 |
| 卵子への負担 | 少ない | やや負担がかかる可能性 |
💡ポイント
- 精子の運動率が低い場合でも受精可能。
- 卵子への負担や費用面も考慮し、医師と相談を。
📝まとめ|あなたに合った治療法を選ぶために
不妊治療は段階的に進めることが一般的ですが、年齢や原因によって最適な方法は異なります。
無理なく、そして納得できる形で進めるためにも、医師との相談と夫婦間の話し合いがとても大切です。
【ステップ別】不妊治療 費用について

不妊治療を始める前に、「どのくらい費用がかかるか」を知っておくのはとても大切です。
特に、体外受精や顕微授精に対して高額なイメージを抱いてしまい、一歩踏み出せない方も多いはず。
でも、私たち“けーけー夫婦”は…
「もっと早く体外受精にステップを進めるべきだった」
そう感じています。
🔎なぜそう思ったのか?
私たちは、体外受精でないと妊娠が難しい状態でした。
それなのに…
- 高額なイメージが先行し、体外受精を敬遠
- 望みの薄い「タイミング法」「人工授精」を続ける日々
結果として、貴重な時間・お金・気力を費やしました。
もしも早く治療費の実態を把握していたら、 もっと早く最適な方法で妊活に取り組めたかもしれません。
💰不妊治療費の比較一覧表(保険適用時の目安)
| 治療法 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| タイミング法 | 約2,000円〜10,000円 | 通院回数や検査で変動 |
| 人工授精 | 約15,000円〜20,000円 | 再診料・検査・薬剤費を含む |
| 体外受精 | 約60,000円〜150,000円 | 採卵数や培養期間などで変動 |
| 顕微授精 | 約80,000円〜180,000円 | 上記に加え顕微操作料が含まれる場合 |
※ 費用はあくまでも保険適用内での目安です。個人差あり。
👣ステップ別治療費の詳しい内容
✅タイミング法
- 医師が排卵日を予測 → 指定タイミングで性交
- 1周期あたり:約2,000〜10,000円
- 経済的に始めやすいのが魅力!
✅人工授精
- 精子を子宮内に直接注入する方法
- 男性側の精子状態が良好な場合に選ばれる
- 費用:約15,000〜20,000円(保険+診察・薬)
✅体外受精
- 卵子と精子を体外で受精 → 胚を子宮に戻す
- 一般的な費用:60,000〜150,000円
🔍体外受精の内訳例
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 採卵 | 10,000〜15,000円 | 1回分 |
| 胚培養 | 12,000〜45,000円 | 胚盤胞までの場合は高め |
| 胚凍結 | 12,000〜45,000円 | 任意、個数によって変動 |
| 胚移植 | 新鮮:約20,000〜30,000円 融解:約30,000〜40,000円 | 凍結の有無によって異なる |
🌱胚移植について
- 新鮮胚移植:凍結せずその周期内に胚移植
- 融解胚移植:凍結保存した胚を後日解凍し移植 → ライフスタイルに合わせやすいのがメリット
🧬顕微授精とは?
顕微授精は体外受精の高度版! 精子を直接卵子に注入する方法で、費用は約80,000円〜180,000円ほど。
特に男性側の精子の数や運動率が低い場合などに選択されます。
🎯まとめ:不妊治療は「費用理解」から!
私たちが実感したのは、
「もっと早く知っていれば、もっと早く進められた」
不妊治療は、心身の負担も大きいもの。
だからこそ、費用・時間・労力を無駄にしないためにも、 最初に全体像をつかんでおくことが大切です。
【重要】不妊治療の保険適用回数について
2022年4月より、不妊治療の多くが公的医療保険の対象となり、金銭的負担が軽減されました。
🔹保険の対象となる主な治療内容
- 一般的な不妊治療:タイミング法、人工授精
- 生殖補助医療(ART):体外受精、顕微授精、採卵・採精・受精・胚培養・胚移植・胚の凍結保存(凍結まで)
👥保険適用には以下条件があります
- 対象:婚姻関係または事実婚関係にある夫婦
- 女性の年齢:ART開始時に43歳未満であること
- 治療回数の上限:
- 40歳未満:最大6回まで
- 40歳以上43歳未満:最大3回まで ※採卵から胚移植までを1回としてカウントされます。
⚠️保険対象外の治療もあります
- 着床前診断(PGT-Aなど)
- 未婚または非配偶者間での治療(卵子提供・精子提供など)
💰自己負担は原則3割、高額療養費制度の利用も可能
1ヶ月あたりの自己負担額には所得に応じた上限が設けられており、制度を活用することでさらに負担が軽くなります。
📌事前確認が重要です
保険が適用されるかどうかは、必ず医療機関に確認しましょう。
また、保険診療と自費診療の併用は原則禁止ですが、特定条件下では認められる場合もあります。
治療前に費用や適用範囲をしっかり把握することが大切です。
【さいごに】不妊治療に向き合うあなたへ

不妊治療の道のりは、人それぞれ異なります。
思い通りに進まないこともあり、時に心も体も疲れてしまうことがあるかもしれません。
そんな時こそ、大切なのは「一人で抱え込まないこと」
ご夫婦だけで悩まず、専門の医師としっかり話し合いながら、あなたたちにとって最善のステップを選んでいきましょう。
検査結果を丁寧に理解し、「タイミング法」「人工授精」「体外受精・顕微授精」など、
それぞれの治療法の特徴、妊娠率、期間、費用、体への負担などをきちんと把握することが、納得感のある選択につながります。
治療方針を考える際には、ご夫婦の年齢や不妊原因だけでなく、
ライフスタイル、経済的なこと、そして何より「治療に対する想い」も大切な要素です。
不妊治療は、決して片方だけの問題ではありません。
お互いの気持ちを伝え合い、支え合いながら進んでいくことで、
治療の時間が、少しでも穏やかで前向きなものになりますように願っています。